投資を始めたきっかけ

お金を眠らせとくのはもったいない

大学を卒業し、社会人になってからの数年間は毎月なんとなく貯金をして、ボーナスが入ったら定額に入れてある程度まとまったお金になったら趣味のバイクや車、オーディオ等の高額な物を買い、また貯金・・のサイクルを繰り返していました。

貯金がない訳ではないけど一定額以上は貯まらない。そんなある日、父が退職を機に銀行から進められて退職金の一部を毎月分配型のアクティブファンドの投資信託にあてました。毎月、口座から分配金が支払われ増えたと喜んでいる父を見て、ひょっとすると銀行の定額に預けて少ない利子を貰うより株式投資に資金をあてたほうが増えるのでは、と思ったのがきっかけで僕の頭の片隅に”株式投資”という貯金以外の選択肢ができました。

とはいえ、ゆとり世代の僕はちょうどバブルが弾けた時代に生まれ、リーマンショックにより世界的な不況の中、就職活動をした世代というのもあり、投資=損をするというイメージが非常に強かったのでまずは株式投資とはどんな物なのか、を勉強することから始めました。

時間を味方につける

それから一年ほどは株式投資に関する本を読んだり、ネットやYouTubeで情報収集をしていました。そんな中、投資に挑戦する決め手になったのは、時間を味方につければ高い確率でお金を増やす事ができる、ことに気づいたことです。

それにはまず大前提として経済は浮き沈みはあれど、必ず右肩上がりに成長していくことが重要です。次に積み立てをして複利を効かせることです。複利を効かすとは元金から得た利息をまた元金に加えることで雪だるま式に投資額を増やしていくことです。

上記の2点を押さえることで長期的に見れば必ずお金は貯金するよりもはるかに多く増やすことができるのです。なぜ長期なのかというと、複利の効果を発揮するにはある程度の期間が必要であり、目先の物欲しさに投資資金を切り崩したり、景気が悪くなり元金割れしたからといって投資を途中で辞めてしまうのは絶対にしてはならないのです。

つまり長い期間、複利を効かせながらコツコツと積み立て景気が上向いた時に売れば良いのです。歳を取ってしまうと子供の学費や老後の資金など、まとまったお金がどうしても必要になり、それがもし大不況の時であったとしても投資資金を切り崩さざるを得ないリスクが高くなります。投資は始めるのが若ければ若いほど有利なんです。

投資を始める

株は過去100年を振り返ると浮き沈みはあっても必ず右肩上がりの経済成長を遂げています。それはアメリカでも日本でも言えることです。年初にNYダウが過去最高値をつけたのは記憶に新しいと思います。

そこで僕は2017年6月よりニッセイ外国株式インデックスファンドという投資信託をNISAを利用して毎月積み立てています。この投資信託は再投資型なので自動的に増えたお金は元金に加えられる仕組みになっています。上記で書いた複利を効かせることができるんです。

ちなみにインデックスとは指標に沿った成果を目指すことを言います。例えば外国株のインデックスならNYダウの上場銘柄の平均値に沿うように運用されます。その反対がアクティブファンドですね。これは上場銘柄の平均以上の成果を狙う投資信託のためハイリスク・ハイリターンと言えます。

話を戻すと、僕は他にもニッセイ日経225インデックスファンドたわらノーロード新興国株式という投資信託も同時に積み立てています。その理由は分散投資をしたいから、です。例えばNYダウと日経が不況になっても新興国(中国や韓国、インドなど)は好景気…など資産が一辺に目減りしてしまうリスクを分散することができます。

また僕は積み立て額自体も海外に3分2、日経225インデックスに3分1に振り分けています。日本は超少子高齢社会になり労働人口は減る一方でこのままでは積立投資の大前提である経済成長も危ういのではと考えているからです。(個人的にはAI技術で日本が世界を牽引できるかにかかっていると思っています)

投資のススメ

現在は2018年1月から新設された積み立てNISAを僕は利用しています。投資信託の銘柄は上記の3種で変わらず年間40万円まで利用でき、20年間運用益が無課税になります。NISAは個別株も買えて年間120万円まで無課税ですが期間はたったの5年です。

上でも述べたように僕の投資スタイルは時間を味方につけて複利で増やす投資スタイルです。株に関しては目先の数年の増減に一喜一憂することなく20年という長いスパンで積み立てることができる積立NISA一択でコツコツ積み立てていきたいと思います。

今の超低金利の時代に銀行に預金していても二束三文の利息しかつきません。それどころか自分のお金を下ろすだけなのに手数料がとられ、挙げ句の果てには将来口座をもっているだけで維持手数料がかかるなんて話も噂に聞きます。

僕らゆとり世代、悟り世代の若者こそ投資の勉強をしっかりとして若いうちからお金に働いてもらうことを意識することで将来大きな差がつくと思います。このブログを通して読者が少しでも投資について考えるきっかけになれば嬉しいです。



返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。