革靴のヒール交換のタイミング【トップリフト交換】

ヒール交換時期について

お気に入りの一足であるJOE WORKSさんのストレートチップのヒールが減ってきたので先日トップリフト(ヒールの一番上の層にあたる部分)を交換してきました。

両足ともヒールが結構減っているのがわかると思います。

交換時期の見極めとしては上の画像にあるように赤丸部分のトップリフトのゴム部分が、トップリフトの次の層(積み革の部分)の近くまで摩耗してきたら交換の目安になります。

積み革の部分まで削れてしまうとトップリフトの交換だけでなくその削れた積み革の層まで交換しなければならず余計に料金がかかってしまうためこのタイミングでの交換が一般的に推奨されているようです。

ちなみにJOE WORKSさんの革靴を購入したのが2019年の8月でトップリフトを交換したのはこれで3回目です。(購入の時の記事はこちらから

履く頻度は週に2〜3回程度で交換は年に1回くらいの頻度ですから歩く距離にもよりますが比較的減りの早い部分になるので、みなさんもトップリフトの消耗具合はチェックしておいたほうが良いと思います。



大切な革靴は修理するお店を選びましょう

革靴にこだわるならその大切な革靴を預けるお店もこだわったほうが絶対に良いと私は思います。

修理屋さんによって仕上がりが大きく変わりますし、駅前の修理の早さが求められるお店でお願いするのは私は避けるようにしています。

やはり大切な靴であれば丁寧に一足一足を仕上げて貰える所になるべく預けたいですし、オールソールのような多少なりとも革靴を傷める大きめな修理は職人の腕やポリシー、仕事の丁寧さでその靴の寿命が変わってくると思うからです。

前置きが長くなってしまいましたが、私は今回のトップリフト交換は日本橋三越本店の2FにあるRESHさんにお願いしました。

実は前回のトップリフト交換もこちらにお世話になりました。

前回と同様にとても綺麗に修理をしてくださり、トップリフトの色もソールの色に合わせて黒に仕上げてありヒールのコバ部分もコバインキを塗り直してくれるなどとても丁寧な仕上がりでした。



今後も他の革靴(ブロセントさんのセミブローグ)なども修理の際はお願いしたいと思っています。

修理に持っていける範囲にお住まいの方にはお勧めな修理屋さんの一つです。

コロナ禍や時代の流れで色々と厳しい業界のようですが、老舗百貨店の安心感は流石だなと思います。(百貨店に入るテナントは安心という意味でも)

ヒールもたっぷりあるのでこれでまたしばらくは安心して履けそうです。

ちなみに修理代金は税込5500円でした。

部材により総額は変わるようです。

つま先部分はハーフラバーを貼っているのですが、次回トップリフト交換が必要になる頃にはオールソールも必要かもしれません。

適切なタイミングで信頼できる所に修理をして貰い、良き相棒として今後も永く使用していきたいと思います。



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