8166の経年変化
レッドウィングの8166はoro-russet”portage”というカラーでプレーントゥのワークブーツになります。
購入したのは2016年の2月頃でレッドウィング正規代理店で購入しました。
購入のきっかけはこの8166の特徴的な赤いカラーが好きで購入しました。
前回の記事(レッドウィング875)ではDワイズは狭かったと書きましたが、こちらの8166もDワイズです。
その理由として正規代理店でもDワイズしかないので、そもそも他のワイズが選べなかったのと、Dワイズでも不思議とキツくありませんでした。
恐らくは使われているラスト(木型)の違いだと思われます。
こちらの8166はレッドウィング社のNo8というラストが使用され、875についてはNo23というラストが使用されており、23のほうがややワイズがタイトなのかもしれません。
もしかしたら、8166は一枚革のプレーントゥに対し、875はモックトゥで革を甲の部分で縫い合わせていることも関係しているかもしれません。
こちらの画像左が購入当初の8166になります。
世の中の物の多くは普通であれば新品が一番良い状態で後は劣化するに伴いその物の良さを失っていく一方なのですが、ブーツの面白い所はある程度使用した後のほうが格好良いという点です。
こちらが現在の8166で2年ほど使用した状態になります。
新品の時の状態と比べるとしっかりと履きジワがついていて、磨いても落ちない汚れがついてしまっていますが、ブーツらしい無骨な雰囲気になって新品よりも格好良い状態だと思っています。
これは私だけが思い込んでいるのではなく、同じブーツを趣味にしている方なら誰でも共感を持ってもらえるはずです。
少なくとも新品の堅い表情の革の状態よりも少し履いて自然な履きジワが出た後のほうが足元が自然になり浮かなくなりますし、履き心地についても良くなるのは間違いありません。
出番としては、バイクを乗るときにはだいたいこの8166か以前紹介したエゴトリッピングのエンジニアブーツを履いています。
私が乗っているバイクはCB1300SBというギアの付いたバイクなので左足にギアを操作した跡が残ってしまうのですが、8166やエンジニアブーツは頑丈な牛革を使用しているので、このようなタフな使用にも耐えるので重宝しています。
メンテナンスは履いたあとのブラッシングがメインで、あとは半年に一度ローションやステインリムーバーを使って汚れを落とし、ミンクオイルを入れるメンテナンスをしています。
これからもバイクに乗る時をメインにタフに使っていこうと思っている1足です。