ロンドンからノーザンプトンへの行き方

革靴の聖地

先日、イギリスの旅行がてらノーサンプトン(ノーザンプトン)を訪れました。理由はブーツやドレスシューズといった革靴が大好きだからです。

そうノーサンプトンと言えば、ジョンロブ(John Lobb)やエドワードグリーン(Edward Green)、チャーチ(CHURCH’S)、クロケットアンドジョーンズ(Crockett&Jones)、トリッカーズ(Tricker’s)などイギリスが誇る高級紳士靴メーカーの創業の地として有名です。

訪問の目的はもちろんファクトリーショップで格安に靴を購入することです。

というのも、ノーサンプトンには上記企業の工場がありその隣にファクトリーショップが併設されています。

ファクトリーショップではいわゆるB級品が販売されており、革の細かい傷やシワ、シミ、縫製の乱れた製品、メダリオンの穴あけミスなどパッと見ではわからない訳あり製品が日本の正規品価格の2分1または3分1の価格で販売されております。

ちなみにノーサンプトンの街並みは閑静な住宅街で、ロンドンや観光地とは違った田舎な雰囲気のイギリスを感じることができます。

田舎というのがポイントでして、動物の原皮を鞣してにするには綺麗な水が必要と言われております。その条件を満たした街がノーサンプトンであり、革靴の製造メーカーがこの地に集まり世界的な革靴メーカーを生み出すきっかけになったのでしょう。(ネットで得た情報なので違ったらすみません。。)

ノーサンプトンまでのアクセス方法

ノーサンプトンはロンドンから電車で一時間ほどかかります。

ロンドンのヒューストン駅からノーサンプトン駅まで一本で行くことができ、事前に電車のチケットを予約購入をしておけば往復15ポンド(約2000円)ほどで行くことができます。

※イギリスの電車は時間帯によって価格が変わりピークの時間帯は割高になります。また、予約なしで日本の感覚で当日現地購入すると非常に高くなりますのでネットで事前予約がオススメです。

参考までに私がチケットを予約したサイトは下記になります。全て英語での手続きになりますが、google等で調べれば結構簡単に予約することができます。

https://www.lner.co.uk

ヒューストン駅に着いたらネット予約した予約番号を持ってeチケット発券機のCollectを押して発券手続きをします。尚、発券には予約した際の支払いに利用したクレジットカードが必要になりますので、必ず持参しましょう。

無事に発券ができたらオレンジのチケットがでてきます。

チケットが出たら改札に向かい空港によくあるような大きい電光掲示板があるので自分の乗る電車がどのプラットフォームに止まるのか確認をしましょう。

イギリスの電車は日本に比べ遅延や出発が早まったり、中止になる可能性が高めなので早めに駅に行ってまめに電光掲示板をチェックしましょう。

確認できたらあとは日本と同じように電光掲示板で確認したプラットフォームへ繋がる改札機にチケットを通して乗車しましょう。(電車に乗車したら車掌さんがチケットを確認しに来ますので、すぐに取り出せるようにしておくと便利です)

※電光掲示板前にはたくさんの人が自分の乗る電車が何時に何番フォームに止まるのか確認しています。出発予定時刻の10分〜15分前にならないと分からないケースが多いのでみんな目を離さず待機している状態です。(イギリスの鉄道は日本の鉄道事情とは違う部分が多いので最初はとまどいますね)

そういった所も含めて異国への旅は刺激であったり新しい発見があるので楽しいですね。何より全部自分でやって、無事に目的地に着いたら達成感もあります。ましてやそれで自分の憧れの革靴が日本の半額以下で購入できるんですからもう最高に幸せです。

ただ、イギリスはスリが多いので浮かれて財布やパスポートを盗まれないように貴重品は肌身離さず携帯しカバンはなるべく自分の目が届く前にかけるなどの注意をしましょう。




乗車して出発後ロンドンを離れて20〜30分もすれば下の画像のように馬や牛、羊が放牧された田舎道が車窓から見ることができます。

車窓から見える牛や馬がノーサンプトンで鞣されカーフやコードバンになるのかな、と勝手な想像をしましたがどうなんでしょう?そもそも現在ノーサンプトンにタンナーがあるのかな?

 

電車に揺られ一時間もすればノーサンプトン駅に到着します。

私はエドワードグリーンとクロケットアンドジョーンズへ行ったのですがノーサンプトン駅から歩くとどちらも30分以上かかってしまうのでタクシー(ブラックキャブ)で移動しました。

余談ですが、ノーサンプトン駅の周辺にはノーサンプトンの街の歴史が紹介されておりました。

あいにく英語は読めない、話せないのダメダメなので内容はよくわかりませんでしたが外国らしい絵があったり革靴の発展に関すると思われる内容があったりとちょっと興味を惹かれました。英語が得意な方は目を通してみてはいかがでしょうか。

 

駅に到着後すぐにタクシーでエドワードグリーンに向かったのですが、その後の話(購入)については次の記事で



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