レザーソールの耐久性向上
イギリスから帰国後、ノーサンプトンで購入したエドワードグリーンとクロケットアンドジョーンズの靴底(ソール)を補強しました。
購入についての記事は→その壱(ロンドン〜ノーサンプトンまで)
まず、補強した理由ですが、購入したモルヴァーン(EDWARD GREEN)とコノート(CROCKETT&JONES)は共にレザーソールになっており、実際にアスファルトを歩くとトゥ(つま先)の部分の減りが早いためです。
また、ハーフラバーをすることで雨の日や雨上がりの道を歩いた時に滲みにくくなり、同時にカビ対策にもなります。
デメリットはせっかくのレザーソールの雰囲気が損なわれてしまうことでしょう。
そのメリット、デメリットの間を取る選択肢として私はトゥの部分だけラバーを貼りました。(モルヴァーンのみ)
このようにトゥの部分だけラバーを貼ることで、一番減りの早いつま先の部分を補強することができ、その他の部分はレザーソールがラバーで隠れることなく使用することができます。
そのため、雨や雨上がりの道を歩くのには向いていませんが、その分レザーソールの軽快な履き心地やレザー特有の見た目の雰囲気を残した上で耐久性を上げることができます。
さて、もう一方のコノートについては多少の雨でも平気なように先述したハーフラバーを貼りました。
ヒールは変わらずレザーが露出している状態なので、雨の日の使用後はそれなりのケアが必要ですがオールレザーに比べれば格段に耐久性は上がるでしょう。
どちらのラバーもオレンジヒール日本橋本店で取り付けて貰いました。
オレンジヒールHP→http://www.orange-heal.com/shop/nihonbashi.html
今回の取り付け費用はトゥのみラバーが2000円
ハーフラバーが3000円と自分が思っていたよりも安く済みました。
また今回初めてのレザーソールで、当然ラバーを貼って貰ったのも初めてでしたが、ラバーとレザーの境目の仕上がりなど非常に満足のいくものでした。
靴のリペア専門店なので技術も信頼できますし、東京駅から歩いて5分ほどとアクセスも良いので、東京近辺にお住まいの方はお勧めのリペア店です。
初めてレザーソールの靴を買った方の参考になれば幸いです。