メンズ革ジャンを長持ちさせる方法【手入れ術】

簡単な手入れで革ジャンを長持ちさせる

私は9年前に主にバイクに乗る時に使用する目的で購入した羊革の革ジャンを現役で愛用しています。

この記事では9年間私が実践してきた手入れ方法を紹介しようと思います。

使用用途がバイク乗車時がメインだったため、それなりにハードな着用を続けてきましたが、少なくともこの9年の間にカビさせることはありませんでしたし、革のダメージも極力少なくできるように試行錯誤してきました。

他の革製品に比べ革ジャンは摩擦が多く傷みやすいので、『いかに革のダメージをケアする手入れをするか』がこの記事でのポイントになります。

特に袖口や裾の部分が乾燥や摩擦により革が傷み易いため、これから革ジャンを購入しようという方は是非その点に注意して、私の手入れ方法が参考になれば嬉しいです。



革ジャンの手入れ方法

手入れ①:ホコリや汚れを落とす

まず、最初に馬毛ブラシで簡単にホコリなどを落とします。

汚れがひどい場合には下の画像のようなレザーローションを布に含ませ汚れを落としましょう。

手入れ②:革全体にミンクオイルを添付

ミンクオイルを革ジャン全体に塗っていきます。

ここでのポイントとして、私はあえて素手でミンクオイルを塗っています。

理由は冬場はミンクオイル自体が寒さで固くなっており塗り広げにくいためです。

直接指で塗ればミンクオイルが体温で溶けて革にも馴染みやすい利点があるのでオススメです。

手入れ③:袖口や裾にはデリケートクリームをプラス

先述したように革ジャンは特に袖口や裾が摩擦により極度に傷みやすいので一手間加えてケアをする必要があります。

そこで効果的なのが下の画像のデリケートクリームです。

デリケートクリームはその名の通りデリケートな革にも使用することができる革に優しい材料で作られています。

触ると判るのですが、デリーケートクリームは非常に水分が豊富で例えるならたくさん水を含ませたゼリーのような感じです。(これは個人の感想です笑)

袖口や裾は乾燥し易く、乾燥したところに衣擦れによる摩擦が加わると簡単に革が割れたり削れたりしてダメージを負ってしまいます。

それを少しでも軽減、防止するために私は袖口と裾にデリケートクリームを塗っていました。

デリケートクリームは水分が豊富なので、乾燥対策にオススメです。


以上の手入れをオンシーズンは1ヶ月に一度、袖口や裾の乾燥対策は数週間に1度くらいのペースで乾燥が気になったらマメにデリケートクリームを塗っていました。

保管方法:風通しの良いところで保管

革のカビの主な原因はホコリ(汚れ)と湿気です。

革ジャンはオフシーズン中に上の条件が揃った場所に保管してしまうと、いざオンシーズンになって着ようと思い取り出したらカビていた、という事になりかねません。

オフシーズンの保管場所は言うまでもなく、湿気の溜まりにくい風通しの良い場所に保管して、時々ホコリを払うことで予防することができます。



革ジャンの紹介

最後に私が使用している革ジャンを簡単に紹介します。

メーカーはR.NEWBOLD(アールニューボールド)です。

同ブランドは2016年の春夏コレクションを最後に展開を終了してしまい現在は見かけることもなくなったブランドですが、9年前の2010年にアウトレットで半額になっていた際に購入しました。

確か定価が8万円だったのが半額の4万円で購入できたと記憶しています。

素材は羊革で、特徴としては最初から革が柔らかく着やすかった印象です。

その分、牛革に比べ革の厚みがなく耐久性という面ではやや不安があります。

やはりバイクのような摩擦に耐え得る頑丈さは牛革が一番と思います。

では何故購入したかと言うと、この革ジャンのインナーのデザインが好みだったからです。

チェックのネルシャツ風のインナーは袖のチャックの中にも使用されており、凝った作りなのもgoodです。

ライダースジャケットでもさりげない所に抜け感が出ているのが気に入っています。

引き続きできるだけ長くこの革ジャンを着てバイクに乗りたいと思っていますが、袖口の革がいつまで持つかの勝負だなぁという今日この頃です。



返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。