革靴の個人輸入【開封】〜エドワードグリーン・チェルシー〜

ワクワク・ドキドキの開封

前回の記事では商品の到着から関税額を含めた総額を紹介しました。

この記事では到着した商品の開封と中身の紹介をしていきたいと思います。

私が注文した内容は以下の通りです。

メーカー:エドワードグリーン(Edward Green)

スタイル:チェルシー(CHELSEA)

ラスト:82

カラー:黒

サイズ:7(UK)

ウィズ:E

その他:シューツリー(7 D /E)

まずは、到着した商品の外箱の開封です。

エドワードグリーンだからでしょうか。テープまで企業カラーの緑色です。

外箱を開ければすぐに化粧箱が出てきました。

日本のネットショッピングでよくあるような大きい箱やプチプチなどが入っていることもなく、簡易包装です。

商品に対して異常にデカい過剰包装とも言える状態で送られるよりは個人的には好感が持てます。

海外から飛行機でやってくる訳ですからその分、中身の化粧箱が凹んだり傷つく可能性はあるのですが、届いた私のエドワードグリーンは箱も特に目立った凹みはありませんでした。

蓋を開けるとすぐにレシートが入っています。

差出人の宛名もそうだったのですが、レシートの発行住所も工場のあるノーザンプトンではなく、ジャーミンストリート店からの物でした。

どうやらネットショッピングの発送はロンドンにある旗艦店のジャーミンストリート店から発送しているようです。

・・・そしてドキドキ・ワクワクの中身の確認です。

もし万が一サイズや間違えた商品が入っていたら何かと面倒です。

中身は間違いなく黒のチェルシーのようです。

見てすぐに感じたのは革の状態の良さです。

画像から見てもツヤの良さが伝わると思います。

一緒に注文したシューツリーも靴に入った状態でした。

どうやら注文通りの物が無事届いたようでホッとしたと同時に靴の革のキメ細かさやツヤなど見ただけでも革の上質さが伝わり、良い買い物をしたなと我ながら思った瞬間でもありました。




私の購入したチェルシーは紐の鳩目のすぐ横にあるステッチが特徴です。

白鳥の首のような形をしたステッチのため、スワンネックと呼ばれています。

欲しかった82ラストです。

私が前から持っている202ラストのマルバーンに比べると82ラストのチェルシーはややロングノーズでより洗練されたスタイリッシュな印象です。

特にトゥにかけては202よりも細く絞り込まれており、シャープな印象を持ちます。

トゥの形は82ラストも202と同じくラウンドトゥで卵形の丸い形となっております。

私は丸いトゥが好みなのでその点もgoodです。

土踏まずにかけての絞りも82ラストは202より深く、全体としてシャープな印象を与えます。

82ラストは2003年にトニー・ガジアーノ氏が202をベースにより現代風にデザインしたラストと呼ばれています。

トニー・ガジアーノ氏と言えば、その後エドワードグリーンを去り2006年にディーン・ガーリング氏と共同でガジアーノ・ガーリングという革靴ブランドを立ち上げました。

今や押しも押されぬ高級革靴メーカーになりましたが、その特徴は絞り込みとスクエアトゥで細身の個性的なデザインです。

ビスポークのような意匠を各所に取り入れた個性的で動きのあるデザインは私も憧れるのですが、いかんせん履く人を選びます。

幅広の私の足には合わず断念した過去がありました。

しかし、エドワードグリーンの82ラストはガジアーノ氏のエッセンスが取り入れられた、細身でスタイリッシュなデザインながらも履く人を選ばないラストです。

私のような幅広な足の人でも無理なく履くことができました。

これからスタイリッシュな82ラストのチェルシーを大切に履き込んでいこうと思います。

履きおろし後の状態や履き心地についてのレビューはまた次の記事で紹介したいと思います。




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