G20での見解
2018年7月23日にアルゼンチンのブエノスアイレスで開催されていたG20が閉会しました。
注目されていた仮想通貨の国際規制については10月までに明確にすると発表がありました。
つまり10月までは明確な規制発表は保留するということのようです。G20による仮想通貨の国際規制の内容次第では仮想通貨のETF承認に大きな影響を与えることが予想されます。
もしETFが承認されれば何十兆〜何百兆円規模のお金が仮想通貨市場に流れてくると言われているので、今年の仮想通貨の指標を占う大きな出来事として注目されています。
7月25日現在、ビットコインは90万円台に乗せてきており、G20の国際規制発表保留の影響は特に受けていないようです。
7月に入ってからのビットコイン価格の推移を見るに、今はETFによる期待が高まっており、G20の発表先送りでも買いが先行しているようです。
また、7月17日よりSBIバーチャル・カレンシーズの新規口座開設の受付が開始されたのもビットコイン価格上昇に一役買っている可能性があります。
6月末より、国内取引所最大手のbitFlyerを含めたほとんどの取引所が金融庁からの業務改善命令が出され、新規口座開設のできない状態が続いています。
ここで、証券会社を運営しているSBIグループの取引所が新規口座開設の申し込みを開始したのは、非常に前向きなニュースであり、私たち利用者が安心して利用できる取引所がようやく開設されたなと感じてる方は多いと思います。
そして10月の国際規制に関する発表次第ではETFが承認されビットコイン価格が昨年の年末のように高騰すれば面白い展開になると期待しております。
あくまで今は期待できる程度の段階なので、どう転ぶかはわかりませんが年明け以降ずっと地合いの悪い状態が続いていた仮想通貨市場なので、今後の展開が楽しみですね。