ノーザンプトン〜革靴購入編2(クロケットアンドジョーンズ)〜

Crockett&Jonesの営業日に注意

前回の記事(Edward Greenで買い物)の後、そのままノーサンプトンの街並みを楽しみつつ歩いてCrockett&Jonesのファクトリーショップへ向かいました。

床は石畳でレンガ造りの建物や塀が多く、そのどれもが年季の入った様子で異国情緒溢れる街並みでした。

日本から遠く離れたイギリスにも多くの日本車が走っておりました。私はマツダ車に乗っているので、特にマツダ車を見ると魂動デザインのマツダ車は欧州の街並みにぴったりでカッコいいな、とか思いながら歩いてました。

エドワードグリーンのファクトリーショップから15分ほど歩くと地元の人が普段利用するような商店街が広がりました。

この辺は路駐の車が多く、まばらだった人もここでは多く行き来しておりました。(それでもロンドンや観光地に比べれば閑散としてますが)

そこから更に路地へ入って5分ほど歩くとCrockett&Jonesへ到着しました。




この画像の並びの中にクロケットアンドジョーンズのファクトリーショップが紛れています。

気をつけていないと通りすぎるくらい目立たないのでご注意ください。(私は気をつけても一回通り過ぎてしまいました)

クロケットアンドジョーンズの建物を見つけたら、建物と建物の間にスペースがあるのでその路地へ入りましょう。

すると上の画像のようにクロケットアンドジョーンズのファクトリーショップ入り口の看板が正面に見えますので入りましょう。(ここはインターフォンは押さずにそのまま入ることができます)

入ると階段がありますので、そこを2階に上がるとショップになっておりサイズ別に並んでいる靴の中から好きな物を選んで勝手に試着していく形式でした。

靴の裏には価格の書いてあるシールが貼ってあり、分かり易かったです。

並んでいる靴は片足しかありませんので、片足の試着をしてデザインやサイズ感が良ければ店員さんを捕まえてもう片方の靴を出して貰い試着しましょう。

残念ながら店内の写真は撮れませんでしたが、オープンして10分ほどしか経ってなかったのに、たくさんの人がおりました。

中には一人で5足ほどの靴を購入している人がおり、たまたま向こうから話しかけられたので詳しく話を聞いてみると、どうやらドイツから友人夫婦と二組でノーサンプトンへ来たらしく、「彼は一人でこんなに大量に購入してるんだよ。クレイジーだろ?」と、もう一人の友人が呆れ気味に話していました。

他にも何組もお客さんがおり店員さんは対応に追われて忙しそうでした。

クロケットアンドジョーンズは日本でも8万円あたりがボリュームゾーンの価格帯でイギリスの紳士靴にしては比較的安く(それでも高価ですが。。)、ましてや本国イギリスのB級品のみを取り扱ったファクトリーショップの価格だとよりリーズナブルな値付けで一足180ポンド(2万5千円ほど)の物がほとんどでした。

日本で言えばリーガルと同じ価格帯ですよね。(ちなみにリーガルも東京の日本橋にアウトレット商品のみを置いた店舗があり通常価格より安く買い物ができます)

話が逸れましたが何が言いたいかと言うと、クロケットアンドジョーンズ(特にファクトリーショップ)は庶民的な価格で海外からはもちろん地元の人にも身近なシューブランドとして愛されているということです。

そして私がクロケットアンドジョーンズで購入した靴がこちらになります。

Crockett&Jones(クロケットアンドジョーンズ)のCONNAUGHT(コノート)です。

ラストは236でサイズはエドワードグリーン同様6ハーフのFワイズです。

価格は180ポンド(2万5千円)でした。

特に説明は受けませんでしたが、アッパーに引っかき傷が二箇所ほどありましたので、恐らくそれがファクトリーショップ行きの理由と思われます。

とは言え、深い傷ではないので自宅に帰りブラックのシュークリームで磨けば見えなくなりましたので使用上はもちろん、美観に関しても全く問題ありません。

試着した感想だと、エドワードグリーンの202ラストと比べてクロケットアンドジョーンズの236ラストは気持ち横幅に余裕があるように感じました。

私のような幅広の足の方には嬉しいラストです。

ちなみに私は足の人差し指にあたる部分が親指よりも長いいわゆる”ギリシャ型”の足をしております。

そんな私でもクロケットアンドジョーンズの236ラストは人差し指が当たることなく履くことができます。(エドワードグリーンの202ラストは歩行中若干、人差し指が当たる感じがあります)

画像を見てお気づきの方もいると思いますが、シューツリーはファクトリーショップでは売り切れということで、ロンドンのクロケットアンドジョーンズで購入してくれ、とのことで当日は購入することができませんでした。

翌日、ロンドンはサウスケンジントンのハロッズ近くのクロケットアンドジョーンズを訪れ無事60ポンド(約8千円)で純正シューツリーを購入することができました。

ファクトリーショップはもちろん、シューツリーのみの購入だったクロケットアンドジョーンズの両店でVAT REFUND手続きをして貰うことができました。

これにより合計で3千円ほどの税金が返金されたので、靴とシューツリーと税金の差し引きで3万円ほどで上記のコノート(シューツリー付き)が購入できた計算になります。

日本の価格の3分1ほどの価格差ですから大きいですね。この価格なら私も、もしノーサンプトンの近くに住んでいたらクロケットアンドジョーンズの靴を何足も買ってしまうと思います。(苦笑 いや、むしろここで職人として働いてしまいたい!

そして、クロケットアンドジョーンズ、ファクトリーストアの営業時間は下の画像の通りになります。

※2018年8月現在

他のファクトリーショップに比べて営業日時が極端に少ないのでこちらのファクトリーストアへ行く際はよ〜く注意をして狙っていきましょう。

また前回の記事の終わりにも述べたように8月前後はサマーバケーションの時期なので金・土の営業日であっても2週間ほど休業している場合もあるので夏に行く際はより注意をしましょう。

それとクロケットアンドジョーンズのファクトリーショップの支払いはカードも可でVISAかアメリカンエキスプレスのどちらかということでした。

次の記事ではノーサンプトンの感想や帰国後の話を書こうと思っています。




 

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