ETF上場なるか
7月21〜22日にアルゼンチンのブエノスアイレスでG20が開催されます。そのG20開催で期待されているのが、ビットコインのETF承認です。
※ETFとはExchange Traded Fundといい、株価や債券、金などの金融商品の指標に連動した成果を目指す投資信託を指します。
もしETFが承認されビットコインのETFが取引所で取引されるようになれば、ビットコインやイーサリアムなどの主要仮想通貨が軒並み高騰するのは間違いないでしょう。
昨年末もETF上場の話がありましたが、年明けに全て否決されてしまいました。しかし、ここにきて上記のようにETF上場への期待が再度高まってきており、その期待からここ数日で10%ほどビットコイン価格が高騰しております。
昨年末は否決されたビットコインETFがなぜ半年後の今、承認の期待が高まっているのでしょうか?
これは私の予想ですが、海外や日本国内で国による仮想通貨関連の規制が強化されています。仮想通貨で一番危険視されているのが、仮想通貨を利用したマネーロンダリングです。仮想通貨を通してクリーンにした資金をテロリストや非合法な組織の資金に使われてしまう(すでに使われている)危険があります。
それを防ぐために世界的に仮想通貨を規制して悪用を防ぐ動きがあります。それが最近になって整備されてきており、仮想通貨取引の健全性がある程度認められてきたからETF承認の期待が高まっているのではないかと私は考えています。
もしも実際に承認され、ビットコイン価格などを指標としたETFが上場されれば、それを運用するファンドがビットコイン市場に参入することになるため機関投資家などの大口の取引が増え、ビットコインの取引高は一気に上がるでしょう。
その時はきっと、冷え込んだ仮想通貨市場も昨年末のようなお祭り相場に転換するきっかけになると期待しています。
まずは、7月21〜22日のG20に注目です。